昭和30年代初代Hが新発田川のほとりで購入した古家に稲荷社がついてきた。
当初日々の仕事に追われてきちんと祀る自信のないHはお祓いをして元の総鎮守に御霊をお返ししようと
考えていた。しかしその晩彼女の夢枕にお稲荷様が出現して「家内も会社もこれからの安泰を見守るので
どうかこの地に置いてほしい」とのお告げがあった。驚いたHはお祓いを上げその後二度の「お引越し」を経て
今は二代目社長Sの自宅敷地内に祀られている。
一句 麦秋やカルボナーラの黄金色 志ん笑
PS 稲荷社のご利益があったかは不明ですが今も大過なく商売できているのはご利益かな
しかしうちは代々禅宗で特定の宗教には妄信していない。