㋙岩村精肉店を開店したHは開店直後から不動産に大きな興味を持っていた。
昭和20年代から30年代に事業を拡大するためには適正な不動産を取得することは
必須であった。また当時「土地は絶対値下がりしない」と言われていた。
Hは配偶者Bの収入のほとんどを不動産取得に充て始める。騙されることもあったようだが徐々に不動産が増えていった。
その中に街の中心にあって取得した古家の隅にお稲荷様が祀られていた。
一句 轟轟と滝に風の香光の香 志ん笑
誤解を生まないための釈明だがわが社も私個人も特定の宗教には一切関与していない。