小島グループの加熱食品製造の拠点食品団地工場と舟入工場は以前、2005年版ISO２２０００を

取得しました。当時は新潟県ではまだHACCPが主流で食品会社で取得している会社は少ないころでした。

大手の冷凍食品会社の指導とコンサルタントを入れて約一年がかりで取得しました。もちろん今でも毎年の審査を

受けながら継続しています。ISO２２０００とは簡単に言えば食品の製造工程による予測される危害の予測と

各工程のチェック体制を理論化したものを日々のラインに導入することです。もちろんそれには経費と人員を要する

ことです。当時食品偽装や日付改ざんなどこの業界で大きな事故や事件が起こっていました。

そのため消滅したメーカーもたくさん生まれました。

取得に向けての本審査も国際基準の公正を期するためインドから検査員が来日・・・初めての日本に彼自身が戸惑い　

ながらも無事に合格しました。

たしか彼は宗教上の理由からランチは鶏肉しか召し上がらなかったと思います。

現在は食に安全・安心はメーカーとしての不可欠なことです。

消費者の方々から信頼されるメーカーとして日々刻々と進化する安全基準に研鑽を積んで

取り組んでいかなければなりません。

「わたしば一度も失敗したことはない。ただ一万回のうまくいかない方法を発見しただけだ」トマス　エジソン