食品団地組合の二代目理事長Kは大いに悩んでいた。
のりたまで一世を風靡した食品メーカーM屋の協力工場として新商品の開発で「麻婆豆腐」が起案された。
そもそも麻婆豆腐とは戦後四川出身の陳健民(料理の鉄人陳健一の父)が日本に持ち込み
国内に広めた料理であった。
しかしまだ国民の認知度が低いのだ。第一「マーボードーフ」を国民の誰も読めない。これで果たして売れるのか?
しかし1971年6月6日、満を持して発売された。その商品の主原料に弊社の親鶏の肉が採用された。
親鶏はブロイラーとの違いで脂身とうまみが強いのが特徴でそれが功を奏したのか
今でもM屋の麻婆豆腐は長年そのカテゴリーのトップランナーを維持している。
今年は発売してから55年の記念すべき年でもある。
一首 おっ!痩せた一瞬喜びしたもののパジャマのゴムがただ伸びただけ 志ん笑