茨城県にある大手の豚農場の昨年7月の出荷頭数は58頭と一昨年の三分の一以下に減った。
背景には母豚の発情から産まれた子豚が出荷するまでに10カ月のサイクルがある。
暑い夏場は分娩後の授乳で母豚の体重が回復せず次の発情が遅れたり受胎率が下がったりして
翌夏に出荷できる豚の数が減る。この豚も出荷の近い時期に夏を迎え食欲が落ち成長が遅れてしまう。
こうした影響で特に暑い夏は出荷量が落ち込む傾向が続く。
この農場では5年前から1100万円を投じて暑さ対策を進めてきた。現場の担当者は投下した暑さ対策より
外部の暑さが上回っていると指摘。
いよいよ豚舎の構造そのものを根本的に変えていく必要があることを痛感しており
それにはかなりの投資が必要になり諸々のマイナス要素との突合せが最大の課題となっている。
一首 古稀過ぎて傘寿を目指す歳となり難聴頻尿さびしき頭頂 志ん笑