ブロイラーは戦後肉用種として品種改良されてきた。
肥育日数ができるだけ短く飼料効率を重視して市場に出たのがブロイラーである。
日本に輸入されるやいなや各商社がこぞって日本に持ち込み一気に市場が拡大した。
それぞれの商社の鶏種によって特徴は違うが共通点は孵化後おおむね60日には約3キロに育ち
処理され市場に出回る。しかしそこに大きな弱点がある。
肉質を柔らかく短時間で成長させるため脚の弱体や脂肪肝など鶏そのものの生命にかかわる障害が
多発するようになる。
一首 原爆忌八十年の反省も全くなきままいくさは続く 志ん笑