ある年の11月27日三代目の社長Sの時その事件は起こった。当時鳥インフルエンザが全国で猛威を振るい
わが社の主たる原料の採卵鶏が大量に処分されていた。そこでそのリスクを分散させる目的に
わが社の最も大口の農場さまから呼び出され翌年の2月末で半分を茨城の処理業者に出すという通達をいただいただいた。
それを実行されればわが社の約17%の原料が無くなる・・・・たいへんな事態であった。
社長と常務が帰社してその晩のうちに当時第一工場と第二工場との二か所で二元管理をしていた現況を
三月から第一工場に一元化することをその場で決めた。しかしそこには大きな課題と落とし穴が待っていた。
一首 痩せサンマ酢橘に負けじと反り返りそれでも脂出すわプシプシ 志ん笑
そのころ社長 常務の二人は円形脱毛症になる・・・・