我が町新発田がかつてラーメン文化が盛んなラーメン王国だったことは
我々世代・・・昭和中期のころには当たり前だった。各町内にはかならず個性的な
街中華があった。それぞれの店がしのぎを削ってはいたが、そこにはほかの地域にはない
王道の鉄則があった。
まずスープ・・・鶏とぶたのガラを煮だした透明にすんだ醤油味。
トッピングはなると、チャーシュー、メンマとここまでは他と大差はないが
なぜかそこにはほうれん草のお浸しがはいっているのだ。
各家で作るラーメンにも必ず入っていた。私自身ほうれん草自体はあまり好きでも嫌いでもないが
ほかの地域のラーメンに入っていないのには何か寂しさを感じたものだ。
市内にあれだけあった街中華が今はすでに数軒数えるほどになった。
街は生き物。時代の変化によって変わっていくことは仕方がないが変わらなければならないもの
変えてはいけないもの。変わることが仕方ないこと・・・・しかし一抹の寂しさもあるのだ。
一首 鍋もって豆腐を買いに行かされた過剰包装考えてみる 志ん笑