豚は一頭当たりの生産効率を上げるため品種改良により大型化してきた。
大型化したことで体重あたりの体表面積の割合が小さくなり熱を逃がしにくくなったという。
生まれた豚を太らせるには1キロ太らせるのに3キロのえさを、母豚には充分な母乳が出るよう
10キロのえさを与え最大限のポテンシャルを引き出して出荷量を維持している。
そこに猛暑が続きこの出荷サイクルを回すことが困難になってきた。
出荷間際の豚が猛暑によって体重の増加が妨げられたり赤身の質もいわゆるふけ豚になり
極端に商品価値が下がるのだ。これからの養豚は今までにない気候との戦いが始まった。
一句 継ぐ人のなき墓おおふ秋の草 志ん笑