最近熊の被害が連日報道されている。熊にも周りの環境の変化などによって事情があるのだ。
「月の和」熊は春先の木の芽時になると独特のにおいを発散させ雌雄がお互いを呼び合う
メスは夏過ぎに秋の木の芽やドングリなどを食し冬眠に備える。しっかり栄養を体内に蓄積し
原則冬眠中は絶食する。冬眠に入り出産し春先に冬眠中に産まれた子熊とともに
山々を回る。特にこの時期の子連れの熊は子を守るためどう猛になる。
最近の山はえさになる木の実などの不足から里に下りてきて食べ物を求める。
中には十分な餌を食べられなくて冬眠できない熊も出始めているらしい。
一句 稲刈りや声まばらなる過疎の村 志ん笑
筆者も数年前早朝のウオーキングの際、熊が左隣数メートルを追い抜いて行った。
即時猟友会やパトロールカー数台が出動して一時町が騒然となった。
その日の午後その熊は近隣の集落で目撃されたがそのまま山に無事帰っていった・・・・・